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ニセモンツキスズメダイ

ニセモンツキスズメダイ



生息域は、琉球列島、東部インド洋、西部太平洋(台湾、インドネシア、フィリピン、
パプアニューギニア、オーストラリア、フィジー、ソロモン諸島)と、広いのですが

パラオでは個体数が少なく、そもそもの生息深度もー20m以深と、やや深めのため
あまりお目にかかれないスズメダイです。




私、この子にパラオで初めて会ったのは、つい最近です。
外洋のドロップオフ、水深は20m台。

ニセモンツキスズメダイ_e0248740_16342096.jpg
胸鰭の付け根の黒斑と、背・尻・尾びれの黄色が目立つ特徴です。
分かりにくいですが、尾びれは黒く縁取られます。



この写真は、一眼レフカメラで、開放気味(ふんわり系)に撮影しています。

と、いうのも


肉眼の印象や、写真でも絞ってカッチリ撮影してしまうと
これが、なんとも、地味な色味なのです(;´∀`)

本来は、ボディの色がもっとグレーに見えます。
開放で撮影すると、きれいなブルーに写ってくれるのですね。






この子はまだ大きくない個体でしたが、
成長すると10センチ以上と、割合大きい種のスズメダイです。







温帯域に比べ、熱帯域の方が鮮やかな色になる傾向がありますが
この子も、その手のタイプのようで

パラオで出会った子は、割合ヒレの黄味が強く鮮やかでした。



地味だけど、パラオで見つけたら「おっ!」となるスズメダイ。
おっ!と思った方は、かなり通だと思われます(笑)


また会いたいですね。





by CC-nozomi | 2017-09-26 16:45 | スズメダイ科